特許翻訳にはメリットもあるがデメリットもある


 

特許翻訳のメリットのいくつかについてお話したことがありますが、
ほんとうはまだほかにもいろいろと特許翻訳のメリットはありますから、
それらのメリットについてはまたの機会においおいとお話しさせていたできますね。

それで、今日は、特許翻訳のデメリットについてお話しようかなと思ったのです。

でも、とりたてて、特許翻訳そのもののデメリットというのはあまり思いつかないので、他の面から特許翻訳というものを見てみることにしますと、やはり、特許翻訳は「作業」ですから、手を休めると「稼ぎ」がなくなるということになります。

まあ、これは、どんな仕事でも、例えばラーメン屋さんでも、お医者さんでも、仕事をしないと稼ぎは得られないのが普通でしょうから、特許翻訳もその意味では普通だし、それがとりたててデメリットというほどのこともないのかも知れません。

しかし、世の中には、一度仕組みを作ってしまうと、その仕組みが自動的に稼ぎ続けてくれるというものもあるようですし、そのような仕組みに比べると、例えば病気にでもなって仕事ができなくなったりすると、途端に稼ぎはゼロになってしまうわけですから、その点では、特許翻訳はデメリットがあると言えるかも知れませんね。

この点については、いずれまたいろいろな観点から検討していこうと思いますが、そのこととは全く違う次元で、特許翻訳についてきちんと認識しておかなければならないことがあるのです。

それは「秘守義務」ということです。

えっ「秘守義務?」、「それってナニ?」というひともいるかもしれませんが、
特許翻訳は秘密文書である特許明細書を翻訳する作業ですから、
その翻訳作業に当たる特許翻訳者には、秘密を守る義務が法律によって課せられているのです。

すなわち、特許翻訳者のあなたが、もし翻訳原稿である特許明細書や図面などを
第三者に見せたり、あるいは見せなかったとしても例えば机の上なんかに原稿を
無造作に置いていたために第三に見られてしったことが原因で法律的な問題が生じたような場合には、

特許翻訳者のあなたは罰金刑や懲役刑に処せらることになる恐れがあるということなのです。

この点については特にしっかり注意しましょうね。